身分不相応な記録 – その5

身分不相応な記録 – その5

すし家 一柳 銀座にあってミシュランの星を獲得していながらも、いい意味で非常に敷居の低いお店。この価格帯だと、どのお店もほどよい程度のピリッとした緊張感が店内に張っていることが多いのだが、こちらは店主の人柄からなのか、私や一緒に行った人も完全に脱力して寿司を楽しめてしまう。内装も尖ってなく、親しみ...

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アイラブユー・ゲーム

アイラブユー・ゲーム

授業が終わると教室は急に開放的な雰囲気となった。ゴソゴソと部活の準備をしていると形嶋が俺を呼ぶ。形嶋美咲とは出身の小学校は違ったが、気づけば早々に友人となったうちの一人だ。どちらかと言えば威勢のいい彼女だが、今日のその声は少しか細い。同じクラスであるのにわざわざ廊下から呼んでいるのも変だ。この時点で...

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なぜ日本の音楽業界は衰退したのか

なぜ日本の音楽業界は衰退したのか

音楽が大衆文化の頂から転落した要因として何があったのか。「本当に転落したのか」という所に異論があったとしても、それまで業界が保持していた社会への影響力を、驚くほどの速度で失っていったのは誰も否定できないだろう。 その原因を探るべく、もっぱら日本レコード協会や総務省やWikipedia※...

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AIが提示する結果と現象 – 新しい見えざる手

AIが提示する結果と現象 – 新しい見えざる手

youtubeとニコニコ動画の思い出 まずは気楽な思い出から始めたい。 Twitterのタイムライン上に、他者の「いいね」を表示するようになったことや、「時系列を無視した表示」などの一連の仕様変更で思い出す事がある。それはニコニコ動画の検索結果が「人間の命令に従順だったなあ」※1という点だ。...

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ゲルトルート

ゲルトルート

いつからだろうか。私は春の嵐のたびにこの日を思い出す。 新しいクラスメイトと打ち解け始めていたある日、これから給食の時間だというのに外が随分と暗い。「今日で世界が終わるぞ」と父親にでも真顔で言われたら、信じてしまいそうな暗さだった。ブワンという風の音と共に、何度もベチベチベチと窓に雨が...

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情報技術と経済格差

情報技術と経済格差

「資本主義」が元々持つ「富める者がより富む」という性質を「情報技術(IT)」が加速させているのではないか。そんな疑いを深めるようになっている。 技術革新(イノベーション)がもたらすもの 技術革新は新たな産業を創造し、消費と雇用を掘り起こし、社会全体を豊かにするというサイクルを加速させるものとして...

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身分不相応な記録 – その4

身分不相応な記録 – その4

銀座 久兵衛 銀座本店 見返してみると何故か盗撮でもしたかのような手ブレの酷い写真しか携帯に残っていなかったが、写真撮影自体はNGでもなんでもない。 以前訪れた時は欧米系から中華系まで外国人が沢山いたが、今回は皆日本人で「無駄な国際交流も酒の肴」と期待した私にとってはやや拍子抜け...

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2017年M1グランプリで見た「さや香」の煌めきと錯覚

2017年M1グランプリで見た「さや香」の煌めきと錯覚

今年もM1グランプリを見た。年間を通してお笑いの番組を見ることはほぼないが、M1だけは見ている。こんな素人だが、今年は気になったことがあったのでメモしておく。 毎年そうだがどの組も面白かった。順位や優勝者などに異論もない。涙を流して笑ってしまった。「あとは年を越すだけになったな」そういう気分に...

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なぜ日本の役者は演技が下手なのか

なぜ日本の役者は演技が下手なのか

はじめに 日本のドラマに出てくる役者は何故あんなに演技が下手なのだろうか。ある程度真剣に考えたい。素人の戯言にすぎないが、単に悲観したり優劣のみを語るのではなく、もちろん煽ったり蔑むのではなく、理由を考えたい。 日本の役者のオーバーアクション 基本的に日本の役者は皆「\演技中です/」というマー...

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スポーツの種類とヘイト感情

スポーツの種類とヘイト感情

スポーツが生み出してしまうヘイト感情について整理してみようと思う。整理しても何の意味もないが、気になったのでメモしておく。 ここで言う「ヘイト」とは「相手へのリスペクトを欠いた精神状態」とする。簡単に言えば「むかつく」あたりだろうか。相手の失態に対して内心であっても「ざまあみろ」くらいが吐ける...

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