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思いついたまま雨ざらし
日々
2018/2/4 日々
いつからだろうか。私は春の嵐のたびに小学生だったこの日を思い出す。 新しいクラスメイトと打ち解け始めていたある日、これから給食の時間だというのに外が随分と暗い。「今日で世界が終わるぞ」と父親にでも真顔で言われたら、信じてしまいそうな暗さだった。ブワンという風の音と共に、何度もベチベチベチと窓に雨が...
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2015/8/12 日々
色鮮やかなこの世界で かけがえのない日常と時々訪れる喜びと悲しみの往復は そこで生きていた証 君は花と等しく儚い いずれは死に記憶する人々も嘘みたいに皆消えてゆく 共に過ごした日々はただの夢のよう